Razer DeathAdder V4 Pro レビュー!V3 Proから大進化した史上最強マウス

Razer DeathAdder V4 Proレビュー記事ののキャッチ画像

本記事はRazer様より製品提供を受けて作成していますが、内容はあくまで実際に使用した正直レビューです。

こんにちは!

りくぴいです!@rikupii_gadget

今回は、2025年7月25日に発売されたRazerの最新フラッグシップマウス「DeathAdder V4 Pro をレビューします。

重さわずか56g、最大8,000Hzポーリングレート、新開発の第4世代 Razer オプティカルマウススイッチ(耐久1億回!)など、スペックは超ハイエンド。

Prosettings.net のゲーミングマウス人気ランキング上位5位(Razer・Logicool製品)

出典:Prosettings.net「Best Gaming Mouse

DeathAdder V4 Pro は、eスポーツ向け製品の評価や人気ランキングを取り扱う Prosettings.net において、マウス部門で高い評価やシェアを得ている製品として知られています。

だからこそ、やっぱり一番気になるのは『実際の使い心地』ですよね。

今回はありがたいことにRazerさんからご提供いただいたので、じっくり使い込んでリアルな感想をお届けします!

もくじ

DeathAdder V4 Proのスペック一覧

モデル名Razer
DeathAdder V4 Pro
Razer DeathAdder V4 Proの商品画像
感度 (DPI)45,000 
速度(IPS)900
加速度(G)85
センサー第2世代
Razer Focus
Pro 45K
光学センサー
スイッチタイプ第4世代
Razer オプティカル
マウススイッチ
スクロールホイール24ステップ
光学式
ポーリングレートワイヤレスモード
有線モード
最大8,000Hz
接続Razer HyperSpeed
ワイヤレス Gen-2
有線接続
バッテリー寿命1,000Hz時
最大150時間

8,000Hz時
最大22時間
対応ソフトRazer Synapse 4
利き手右利き用
サイズ長さ:128.0 mm
幅:68.0 mm
高さ:44.0 mm
重量ブラック – 56 g
ホワイト – 57 g
価格28,980円

出典元:Razer公式サポート & FAQ

DeathAdder V4 Proは、DeathAdder V3 Proの正統進化モデル。

トップeスポーツプロの協力を受けた形状はそのままに、センサー・バッテリー・ポーリングレートといった実用性能を大幅に強化した、まさに“完成形”といえるモデルです。

Razer Focus Pro 45K 光学センサーのイメージ画像

出典元:DeathAdder V4 Pro 日本語ガイド

まず注目したいのはセンサーの強化。

従来の「Razer Focus Pro 30K 光学センサー」から、最新の「第2世代 Razer Focus Pro 45K 光学センサー」へ進化。

これにより電力効率も改善され、バッテリー駆動時間は最大95時間 → 150時間へと大幅アップ。
ワイヤレスマウスでありがちな「充電頻度の心配」がぐっと減ります。

さらに、ポーリングレートは最大8,000Hz対応。
前モデルでは別売りだった「HyperPolling Wireless Dongle」が同梱され、追加コストなしで最高レベルのレポートレートを体感できます。

開封してチェック!DeathAdder V4 Proの付属品を紹介

Razer DeathAdder V4 Pro 付属品一式(ケーブル・ドングル・グリップシート・ガイド類・ステッカー)
  • USBワイヤレスドングル
  • USB-A to USB-Cケーブル(長さ190cm)
  • グリップシート
  • ステッカー
  • クイックスタートガイド
  • LEDインジゲーターガイド

最大8,000Hzの超高速接続に対応するUSBワイヤレスドングルが付属。

付属ケーブルは190cmと長めで、推奨位置に設置できるため、理想的な接続環境を確保できます。

DeathAdder V4 Proのデザインと形状

Razer DeathAdder V4 Pro ゲーミングマウス 本体デザイン

DeathAdder V4 Proのデザインは、右利き専用の人間工学に基づいた、いわゆるエルゴノミクス形状。

右手に沿ったフォルムのおかげで自然にフィットし、長時間のゲームプレイでも疲れにくいのが特徴です。

Razer DeathAdder V4 Pro マウスとキーボードのデスク設置イメージ

ロゴはあえて光らない『漢仕様』。

ゲーミングマウスにありがちなライティング機能を排除し、基盤を省いたことで、軽量化につながっています。

Razer DeathAdder V4 Pro 底面。大型PTFEソールとセンサー部

底面には大判サイズのPTFEソールを前後に配置し、センサー部にもソールを搭載。

Razer DeathAdder V4 Pro 底面ソールの拡大。角が丸められたデザイン

ソールの角もしっかり滑らかになっているためひっかかり感は皆無で、安定感のあるスムーズな操作感が得られます。

Razer DeathAdder V4 Pro 底面。電源・DPIステージ切替ボタンのみ配置

底面には電源スイッチと、DPIステージを兼ねたボタンのみ配置されています。

Razer Synapseを使えば100〜45,000DPIまで細かく調整でき、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

プリセットDPIステージ

  • 400
  • 800
  • 1,600(デフォルト)
  • 6,400

DeathAdder V4 Proは専用のUSBレシーバーを使用しているため、底面に収納スペースはありません。

その分、全体として無駄がなく、スッキリとした印象に仕上がっています。

スムースタッチコーティングの触り心地をレビュー

Razer DeathAdder V4 Pro 側面。スムースタッチコーティングと2つのサイドボタン

DeathAdder V4 Proの触り心地は、スムースタッチコーティングによるサラサラとした質感で、手汗が気になる場面でもべたつきにくく快適です。

私はこのグリップ感で十分満足していますが、人によってはやや滑りやすいと感じるかもしれません。

また、手の油が付くと光の加減で少し目立ちやすいというデメリットもあります。

Razer DeathAdder V4 Pro 付属グリップシートとマウス本体

その場合でも、同梱のグリップシートを貼ればフィット感を高められるだけでなく、指紋や皮脂の付着も軽減できるので、自分好みに調整できるのは嬉しいポイントです。

軽さとフィット感が魅力!DeathAdder V4 Proの握り心地を解説

Razer DeathAdder V4 Proのサイズを示した写真。縦128ミリ、横68ミリ
Razer DeathAdder V4 Pro の高さを計測。実測44mm

サイズは 128 × 68 × 44mm

長さや幅は一般的な右手用エルゴノミクスマウスとほぼ同じですが、高さがあるぶん実際のサイズ以上に大きく感じます

Razer DeathAdder V4 Pro 後方から見た左右非対称エルゴノミクス形状

マウスを後ろから見ると、左側が高く右側にかけて少し低くなる『左右非対称のエルゴノミクス形状』。

この傾斜により、手首のひねりを抑えて自然に握れる設計になっています。

Razer DeathAdder V4 Pro のカーブ形状と手のフィット感を示す比較画像

ゲームでも作業でも長時間使いましたが、右手に自然にフィットする形状のおかげで疲れにくいです。

しかも驚くほど軽量

まるで手に吸いつくような感覚で、ついマウスを動かしたくなるほど操作が楽しくなります。

「一般的な男性の手サイズ(18cm×8.5cm)とRazer DeathAdder V4 Proのフィット感

一般的な男性の手のサイズ

私の手の大きさは18cm×8.5cmと標準的ですが、このサイズなら大きすぎることもなく快適に使えます。

マウスを握ったときに手首が水平にならず、自然な角度で構えられるため、長時間のゲームプレイでも疲れにくい設計です。

特にかぶせ持ちとの相性が良く、しっかりフィットする感覚があります。

一般的な女性の手サイズ(14.5cm×8cm)でRazer DeathAdder V4 Proを握った使用例

一般的な女性の手のサイズ

やや小さめの女性の手で握った場合、マウスはやや大きめに感じられるものの、手に余るほどではなく、むしろその軽さに驚いたとのこと。

マウスの高さがあるおかげで、長時間の使用でも快適に握っていられるそうです。

これはエルゴノミクス形状による持ちやすさに加え、56gという軽量さが効いているためだと考えられます。

いずれにしても、サイズ感としては一般的な左右対称マウスよりひとまわり大きめ

手の小さい方は、少し大きく感じるかもしれません。

ただ、本体が軽量でエルゴノミクス形状のおかげで握りやすさは十分

それでもサイズ感が気になる方は、実物を触って確かめてみるのがおすすめです。

ねじってもきしまず安心!DeathAdder V4 Proの剛性感を検証

Razer DeathAdder V4 Pro と Viper Ultimate の高さ比較。V4 Pro は高めで手のひらにフィット、Viper Ultimate は低めで手首の動きがスムーズ

本体はしっかりとした剛性があり、強く握ってもたわみを感じません。

余計なスイッチや開口部、継ぎ目を極力なくしたシンプルな設計が剛性アップに貢献しており、握り込んでもきしみがなく安心感抜群です。

Razer DeathAdder V4 Pro ブラックとホワイトの製品画像

出典元:DeathAdder V4 Pro 日本語ガイド

DeathAdder V4 Proは、装飾やドングル収納をあえて省いたシンプルなデザイン

その結果、ソリッドシェル構造でありながらわずか56gという軽さを実現しています。

もちろん、50g以下の肉抜きシェル採用モデルには軽量性で一歩譲るものの、高い剛性と軽量化をバランスよく両立している点は大きな魅力です。

クリック感は軽快?DeathAdder V4 Proのメインスイッチをレビュー

Razer DeathAdder V4 Pro をクリックしている様子

DeathAdder V4 Proのメインスイッチには、第4世代 Razer オプティカルマウススイッチが採用されています。

従来のメカニカルスイッチは、バネを押し込む感触や金属が弾けるようなシャープな手応えが魅力ですが、耐久性はおおむね2,000万〜5,000万回程度。

一方で、DeathAdder V4 Proの第4世代 Razer オプティカルマウススイッチは1億回のクリック耐久を誇り、摩耗やチャタリングのリスクが少なく、長期間安心して使える仕様です。

さらに、押し心地はとても軽快で、連打しても指が疲れにくい操作感に仕上がっています。

Razer DeathAdder V4 Pro と Viper Ultimate のクリック音比較(V4 Pro:57.5dB、Viper:53.1dB)

検証のため10cmでの近距離で計測

DeathAdder V4 Proのクリック音については、口コミで「音が大きめ」という意見を見かけたことがあり、正直気になっていました。

実際に騒音計で計測してみたところ、Viper Ultimateより約4.4dB大きい数値を記録。

ただ、体感としてはそこまで大きな差は感じず、実使用ではほとんど気にならないレベルでした。

メカニカルスイッチの「カチッ」という音よりも、「パチッ」と乾いた高めのクリック音に近い印象。

やや大きめに感じることもありますが、連打しても音がそろい、心地よいクリック感です。


スクロール感と押し心地を検証!DeathAdder V4 Proのホイールレビュー

DeathAdder V4 Proを手で操作している写真。Razerのオプティカルスクロールホイールを搭載し、正確な応答性が特徴

DeathAdder V4 Proのホイールには、Razer オプティカルスクロールホイールが採用されています。

スイッチと同じ光学式アクチュエーション方式のため、物理的な接点がなく、チャタリングの心配がない正確な応答性を発揮します。

私自身、これまで多くのマウスを使ってきましたが、買い替えの理由はスイッチよりホイールのチャタリングが多め

だからこそ、この機構は正直かなりうれしい進化だと感じます。

実際の操作感は、回したときに適度なタクタイル感があり、FPSでの武器チェンジやグレネードの持ち替えもスムーズ。

実際の操作感は、回したときに適度なタクタイル感があり、FPSでの武器チェンジやグレネードの持ち替えもスムーズ。

光で入力を検出するため、微細な動きもしっかり反応し、回しすぎによる誤入力が起きにくい点も好印象です。

ホイール形状は本体からややせり出した形状になっているため、左サイドボタンからホイールに指を移すとき、最初は少し高さが気になる印象でした。

といっても、使い続けると自然になじみ、今では指先の収まりが良く、押し込みやすさを感じています。

押し間違えしにくい!DeathAdder V4 Proのサイドボタン操作感レビュー

親指でRazer DeathAdder V4 Proの大きめサイドボタンを押している様子

サイドボタンも、メインスイッチ同様オプティカルマウススイッチ採用で、小気味よいクリック感

形状はフラットかつ大きめで、指の運びがスムーズなのも好印象です。

FPSでは、サイドボタンにしゃがみ・ジャンプ・リロード・武器切り替え・近接攻撃といったとっさに使う操作を割り当てるのが定番

DeathAdder V4 Proのサイドボタンは押し間違えしにくい配置のため、焦った場面でも確実にアクションを入力できました。

第2世代 Focus Pro 45K 光学センサー徹底解説|最大45K DPIの実力とは

Razer DeathAdder V4 Proに搭載されている第2世代RAZER Focus Pro 45Kオプティカルセンサーのイメージ。赤いレーザーが照射され、最大DPIや加速度などの性能が示されている

画像出典元:Razer公式サイト

DeathAdder V4 Proのセンサーには、第2世代 Razer Focus Pro 45K 光学センサーを採用。

  • 最大45,000 DPI:非常に高い感度設定が可能で、微細なポインタ操作にも対応
  • 追従速度900 IPS: 高速操作でも正確に動きを追従
  • 加速度85G:急停止や方向転換でもセンサーが正確に追従し、ブレを抑制
  • カスタマイズ性が豊富:Razer Synapse上で詳細な調整ができ、99.8%の解像精度でさまざまなマウスパッドに対応可能

第2世代 Razer Focus Pro 45K 光学センサーとは、Razerが展開する最新鋭の光学マウスセンサーで、eスポーツ競技を意識した高精度・高性能を誇るもの。

ゲーミングマウスの速度900IPSと加速度85Gを新幹線や戦闘機に例えて表現した図解

つまり実際のプレイにおいては、どんなに激しくマウスを振り回してもセンサーが負けることは絶対にない安心感があります。

そして、Razer Synapseでは精密な設定ができるのが特長です。

DeathAdder V4 Proの非対称カットオフ|最大26段階の細かい調整が可能

Razer Synapseの設定画面で、リフトオフディスタンスとランディングディスタンスを独立調整できる様子

DeathAdder V4 Proでは、リフトオフディスタンスとランディングディスタンスを最大26段階で独立して調整可能です。

従来は「持ち上げたときに反応が切れる高さ」しか調整できませんでしたが、V4 Proでは「置いたときに反応が復帰する高さ」まで細かく設定できます。

マウスパッドの厚みによって最適な数値が変わるため、使用しているパッドに合わせて調整すると、より安定したトラッキングが得られます。

プレイスタイルや好みによる部分も大きいので、いろいろ試しながら自分に合った設定を見つけるのがおすすめです。

操作スピードに応じてDPI切り替え!DeathAdder V4 Proのダイナミック感度を解説

ダイナミック感度『クラシック』選択画面。

クラシック

ダイナミック感度『ナチュラル』選択画面。

ナチュラル

ダイナミック感度『ジャンプ』選択画面。

ジャンプ

ダイナミック感度『カスタム』選択画面。

カスタム

ダイナミック感度については、Windowsの「ポインターの精度を高める」にも似ていますが、こちらは設定したカーブプロファイルに基づいて意図的にDPIが切り替わる仕組みです。

そのため、ただ速さでカーソル移動量が変わるだけの加速度設定とは違い、『狙撃時は低DPI・振り向きは高DPI』といったプレイヤーの操作意図に沿った切り替えが可能になります。

マウス操作の速度に応じて感度が変化するダイナミック感度の仕組みを説明する図。ゆっくり動かすと精密射撃、速く動かすと180度ターンに切り替わる。

私は『ジャンプ』プロファイルを愛用していますが、素早いフリック時に瞬時に高感度へ移行するため、eDPI 960でも180度ターンを一発で決められます。

これが感動モノで、『精密さ』と『瞬発力』を両立できる機能なんですね。

この機能は好みがハッキリ分かれる部分だと思いますが、低感度・高感度のイイトコドリを味わうことができます。

マウスの傾きを補正!DeathAdder V4 Proの回転ツール解説

マウス回転ツールの調整画面。中央にマウスのアイコンと十字の基準線が表示され、現在の角度補正が -2 に設定されている。下部には -44 から +44 まで調整可能なスライダーがあり、マウスの持ち方による傾きを補正できる機能を示している。

回転ツールは、プレイヤーそれぞれが持つ『マウスを少し斜めに構えるクセ』を補正してくれる機能です。

マウス回転キャリブレーションツールで計測した数値を反映させるだけなので、設定はとてもカンタン

あくまで補正なので劇的な変化は感じにくいものの、設定を合わせることで『狙い通りに動かせている』という安心感が得られ、メンタル的にもプレイが安定したように感じます。

こうして見ていくと、DeathAdder V4 Proはセンサー精度が高いだけでなく、ユーザーのクセや好みに合わせて細かく調整できる機能が揃っており、使い込むほど自分のプレイスタイルに合わせて最適化してくれる感覚があります。

最大8000Hz対応!DeathAdder V4 Proのポーリングレートを実機検証

緑色の光で表現されたマウスのポーリングレートのイメージ図。中央にRazer DeathAdder V4 Proのマウスが配置され、前方に広がる半円状の光の軌跡が描かれている。これは最大8000Hzの高いポーリングレート対応を示し、1msごとに入力を送信できる性能をイメージ的に表現している。

画像出典元:Razer公式サイト

DeathAdder V4 Proのポーリングレートは最大8,000Hzに対応しています。

ポーリングレートとは、マウスがPCに入力を送信する頻度のこと。一般的なゲーミングマウスは1000Hzが一般的で、これは1msごとに入力を送信している計算です。

数値を上げると、PCに送られる入力信号は以下のようになります。

  • 1,000Hz → 1msごと
  • 2,000Hz → 0.5msごと
  • 4,000Hz → 0.25msごと
  • 8,000Hz → 0.125msごと

つまり数値が高いほど更新頻度が増え、入力がより滑らかになります。

DeathAdder V4 Proのポーリングレートを計測している画面。左側にはアナログメーター風の表示で『7796Hz』と示され、右側にはポーリングレートの推移を表すグラフがあり、8000Hz近くで安定している様子がわかる。画面下には『ポーリングテスターで実際に計測』と日本語で表示されている。

Polling Rate Tester Appを起動すると、リアルタイムで実際のポーリングレートを計測できます。

Razer公式サイトからダウンロードして試してみるのがおすすめです。

ポーリングレートを最大にしても数値が安定しない場合は、オーバーレイ機能やバックグラウンドソフトが影響する可能性があります。

そして、マウスの性能を最大限に発揮するため、ゲーム側の入力設定も有効化されているか確認しましょう。

  • Valorant → ローインプットバッファ をオン
  • Overwatch → マウスの高精度入力 をオン

また、ゲームタイトルによってもポーリングレート上限があります。

詳しくは、Razer 純正のサポートFAQ ページにも詳しい情報が掲載されています。
Razer公式:Viper 8KHz サポート FAQ

私の環境(APEX射撃場で230FPS前後・240Hzモニター)では2,000Hzに設定していますが、十分にエイムが追い切れており、快適にプレイできています。

正直、私はエンジョイ勢なので「明確に違う」とまでは言い切れません。

ただ、腕に自信のある方ならこの差をしっかり感じ取れるかも

ポーリングレートの比較図。1000Hz、2000Hz、4000Hz、8000Hzとレートが上がるにつれて、マウスからPCへ送信する点の間隔が細かくなり、入力が滑らかになることを表している。右側には縦の矢印があり、PCの負荷が1000Hzでは低く、8000Hzでは高いと示されている。下部には『ハイレベルを目指す方や今後PCをグレードアップする予定がある方には大きな武器になる』という吹き出しコメントがある。

まとめると、現時点で活かせる環境が整っている方はもちろん、今後PC本体や周辺機器をグレードアップする予定がある方にとっても、しっかりと生かせる機能だと思います。


そして個人的には、こうした最新機能が少しでも自分をサポートしてくれるなら、それを楽しむのもゲームの醍醐味だと感じています(少しでも恩恵にあやかりたい…)。

木目のデスク上に設置されたRazerのワイヤレスドングル。半球状でやや大きめの形状をしており、正面には3つの小さなインジケーターランプが点灯している。

なお、ドングルについてはやや大きめなんですが、これは内部に長尺アンテナが内蔵されているためです。

色が変化するLEDインジケーターで、マウスの状態をひと目で確認でき、左から順に、バッテリー残量、接続状態、ポーリングレート (デフォルト点灯状態) を示します。

Razer Synapse上でドングルのインジケーターLEDをカスタマイズする画面。接続品質、バッテリーレベル、ポーリングレート、DPIステージなどの表示内容を設定可能。



ここの点灯については、Razer Synapseで自由にカスタマイズ可能です。

  • 常時オフ
  • バッテリーレベル
  • 接続品質
  • ポーリングレート
  • DPIステージ

細かいところですが、こういうところも自分使いやすいようにできるので、汎用性が高いと感じます。

最大150時間駆動!DeathAdder V4 Proのバッテリー持続時間

「マウスのバッテリー持続時間を比較する図。ポーリングレート1000Hzでは最大150時間、8000Hzでは最大22時間と表示。左のマウスには緑色の充電アイコン、右のマウスには黄色のバッテリーアイコンが描かれている。

出典元:DeathAdder V4 Pro 日本語ガイド

DeathAdder V4 Proのバッテリー持続時間は、最大150時間(1,000Hz設定時)という驚異的な長さです。
さらに最大8,000Hz設定でも最大22時間駆動
するため、最高ポーリングレートでプレイしても1日は持つ計算になります。

私は普段2000Hzで使用していますが、実際のバッテリー消費は思ったより激しくありません。

私の環境(1日6時間、2,000Hz設定)では、おおよそ2週間に1回の充電で済んでいます。

ワイヤレスマウスとしては十分すぎるスタミナだと感じますね。

加えて、本機には初めて『Razer HyperSpeed Wireless 第2世代』が搭載されています。

従来比で電力効率は63%以上向上し、レイテンシーも約37%低減

つまり、ワイヤレスながら有線に匹敵する低遅延で、より安定した接続とスムーズな操作感を実現しています。

まとめ

Razer DeathAdder V4 Proの価格は28,980円と、ゲーミングマウスとしては正直かなり高額。

しかし、第2世代 Focus Pro 45K センサー、最大8,000Hzポーリングレート、1億回耐久オプティカルスイッチ、豊富なカスタマイズ機能、そして驚異的なバッテリー性能と、最新技術がこれでもかと詰め込まれています。

実際に使い込むほど「さすがRazer」と感じる仕上がりで、現時点で最強クラスのゲーミングマウスといっても過言ではありません。

私はエンジョイ勢なので「プロ並みに性能を引き出せているか?」と聞かれると自信はありませんが、それでもプレイが快適になり、ゲームがもっと楽しく感じられる時点で、このマウスの価値は十分あると思います。

本記事はRazer様より製品提供を受けて作成していますが、内容はあくまで実際に使用した正直レビューです。

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もくじ