こんにちは、りくガジェのりくぴいです。
5月中旬に設置したインテックスプールも、運用を始めてから約3か月が経過しました。
今年は初めてサンドフィルターポンプを導入したのですが、先に結論をお伝えすると、今のところ水の全量交換は一度も行っていません。

それでも、水の透明度は高く、見た目にもきれいな状態を維持できています。実際に約3か月使ってみて、個人的には「導入してよかった」と思えるほど満足度の高い製品でした。
もちろん、このままずっと水を交換しないわけではありません。今後も水質を確認しながら、必要なタイミングで全量交換を行う予定です。
この記事では、運用開始から約3か月が経過したインテックスプールの状態を紹介しながら、サンドフィルターポンプを普段どのように運用しているのかを詳しく解説します。
さらに、実際に使ってみたからこそ分かったメリット・デメリットや、どのような人におすすめなのかについてもまとめました。
インテックスのサンドフィルターポンプが気になっている方や、プールの水をできるだけ長くきれいに保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画でも詳しくレビューしています↓↓↓
使用しているインテックスプールとサンドフィルターポンプ

今回使用しているのは、インテックスの450サイズのフレームプールです。
サイズは幅約450cm×奥行き約220cm×高さ約84cm。水量は約7,100Lと、家庭用プールとしてはかなり大きめな部類ですね。

このプールに組み合わせているのが、インテックスのサンドフィルターポンプ「26645J」。
最大流量は1時間あたり約7,949L。これまで使用していたカートリッジフィルター式ポンプは最大約3,785L/hだったため、単純に比較すると約2倍の流量があります。
価格は4万5,000円前後と決して安くなく、導入するうえで一番のネックになる部分。
ただ、そのぶんパワーがあり、約7,100Lもの水が入る大型プールでも、効率よく水を循環させられます。実際に使ってみても、カートリッジフィルター式とのパワーの違いはしっかり感じられました。
設置から約3か月後のプールの状態
それでは、設置から約3か月が経過したプールの状態を見ていきましょう。
実は7月に、各支柱の位置を調整するため、プールの水を3分の1ほど入れ替えています。ただし、水をすべて抜いて入れ替える「全量交換」は、今シーズンまだ一度も行っていません。
実際にカメラを水中へ入れて確認してみると、水の濁りはほとんどなく、プールの反対側まで見渡せるほどの透明度を維持できています。
以前使用していたカートリッジフィルター式のポンプも、汚れをしっかり取り除いてくれるため、個人的には十分満足していました。
ただ、以前の環境では、使い始めてから3週間ほど経過すると、少しずつ水の濁りが気になることが多かったんですよね。

それがサンドフィルターポンプに替えてからは、約3か月が経過した現在でも、以前ほど水の濁りが気になっていません。
もちろん、プールを使用する人数や頻度、ポンプの運転時間、天候などによって結果は変わります。
あくまでわが家の使用環境での感想ですが、両方を実際に使い比べて感じた一番大きな違いは、「水の透明度を長期間維持しやすくなったこと」ですね。
サンドフィルターポンプの運転時間と普段の水質管理
ここからは、サンドフィルターポンプの運転方法と、普段行っている水質管理について紹介します。
ポンプは1日2時間を目安に運転

普段はケミカルフローターに塩素タブレットを入れ、サンドフィルターポンプを1日最低2時間ほど稼働させています。
大人数でプールを使った日や、水質が気になるときは、運転時間を3〜4時間ほどに延ばすこともあります。このあたりは毎回同じ時間に固定するのではなく、水の状態を確認しながら調整しています。

1~12時間でのタイマー設定も可能

連続運転モード
今回導入したサンドフィルターポンプは、1〜12時間までタイマーを設定できるほか、連続運転モードも選択できるんですよね。
長時間の運転にも対応しやすく、その日の使用状況に合わせて稼働時間を細かく調整できるのは便利だと感じました。

モーター稼働時の騒音ですが、1.5mちょっと離れた場所では、約50dB前後。
事務所やエアコンの室外機と同等の音量で、昼はほとんど気になりませんが、夜遅くに回すと少し音が気になる場面もありました。
塩素タブレットはケミカルフローターに入れる

水質管理には、ゆっくり溶けるタイプの塩素タブレットを使用しています。
この塩素タブレットは『高度さらし粉』と呼ばれるもので、学校のプールを思い出すような塩素特有のにおいがします。ゆっくりと溶けるため、塩素濃度を長時間維持しやすく、水量の多い大型プールとも相性がよいと感じています。
ただし、塩素タブレットをプールの中へ直接投入することはしていません。
溶けにくいタブレットが同じ場所にとどまると、その部分だけ塩素濃度が高くなり、プール本体の変色や色あせにつながる可能性があるためです。

実は、以前使っていたプールも、底の一部がかなり色あせてしまいました(紫外線などによる経年劣化もあったとおもいますが)。
その経験から、現在はケミカルフローターにタブレットを入れ、プール全体へ少しずつ塩素が行き渡るようにしています。
なお、塩素タブレットの使用量は、製品の説明書に従い、プールの水量や測定した塩素濃度に合わせて調整してください。
スキマーで水面の虫やゴミを回収

今年は、水面に浮いているゴミを回収できる「スキマー」も導入しました。そのため、基本的にはプールカバーを使用していません。
いざプールへ入ろうと思ったときに、水面へ虫やゴミがたくさん浮いていると、けっこうテンションが下がるんですよね。

そこで、プールを使用する数時間前にポンプを稼働させています。水面に浮かんでいる虫やゴミがスキマーへ吸い寄せられ、中にあるカゴで回収される仕組み。
実際にカゴを確認すると、かなりの量の虫やゴミが入っているため、しっかり効果を感じられますし、何もしなくてもいいのが一番のメリットですね。とにかくラク。
あとはプールの底に沈んだゴミだけを掃除すればよいので、以前と比べて今年のプール管理はかなりラクになりました。
逆洗のタイミングとやり方

サンドフィルターポンプを使い続けていると、フィルターの役割をする珪砂に少しずつ汚れがたまります。そのため、定期的に「逆洗」を行い、珪砂に付着した汚れを外へ排出する必要があるんですね。
逆洗を行うタイミングは、次のような変化が見られたときが目安。
- 圧力計の針が黄色の範囲に入った
- プールに戻ってくる水の勢いが弱くなった
- ろ過能力が落ちたように感じる
わが家では約3か月使用しても、圧力計の針は黄色の範囲に入っていませんでした。逆洗が必要になるまでの期間は、プールの使用頻度や汚れ具合などによっても変わると思います。
今回はメンテナンスも兼ねて、実際に逆洗を行ってみました。
逆洗の手順
逆洗を始める前に、必ずサンドフィルターポンプの電源を切ります。
ポンプを動かしたままバルブを切り替えると、故障の原因になる可能性があるため注意してください。

続いて、バルブ側面にあるドレンホース接続口のキャップを外し、排水用のホースを接続します。

ホースを取り付けずに運転すると、接続口から水がかなりの勢いで噴き出します。専用の排水ホースがない場合は、プールの戻り側に使っているホースなど、接続できるものを利用したほうが作業しやすいと感じます(周囲に何もなければホースなしでもよさそう)。

逆洗に切り替えてポンプを動かすと、通常とは逆方向に水が流れ、珪砂にたまった汚れがドレンホース接続口から排出されるんですね。

排水の汚れ具合は、バルブに付いている確認窓を見ると分かりやすいです。大体、1~2分ですかね。
最初は濁っていた水が透明になったら、逆洗を終了する目安(少し砂が見えますが、すすぎを行うときれいになくなりました)。
一旦、ここでポンプの電源をOFFにします。
「すすぎ」を行う理由

逆洗が終わったら、そのまま「ろ過」に戻すのではなく、必ず「すすぎ」を行います。
すすぎには、逆洗によって巻き上がった珪砂をタンクの下部へ落ち着かせ、フィルターとして正常な状態に戻す役割があります。
バルブを回してすすぎに切り替えたらポンプの電源をONにして、ここでも1~2分、ドレン排出口から排水させます。
すすぎが終わったらポンプを停止し、ドレンホース接続口のキャップを取り付けます。最後にバルブを「ろ過」に戻せば、逆洗作業は完了というわけです。
実際に行ってみると、基本的にドレンホースの取り付けとバルブ操作かメインといった感じで、想像していたよりも簡単でしたね。
逆洗時はプールの水位に注意

逆洗中は、プールの水がドレンホース接続口からそのまま外へ排出されます。そのため、作業前と比べるとプールの水位が少し下がっているのが分かります。
水位が吸水口を下回ると、ポンプが空気を吸い込み、正常に動作しなくなる可能性があります。逆洗を行うときは、あらかじめ水位に余裕があることを確認し、作業中も水位が吸水口を下回らないように注意しましょう。
使って感じた最大のメリット

インテックスのサンドフィルターポンプを使って、一番メリットに感じたのは、プールの水を交換する回数が明らかに減ったこと。
今年は5月中旬にプール開きをしました。暑い日が多く、かなりの頻度でプールを使用したうえ、梅雨の時期には雨も多かったため、水が汚れやすい条件だったと思います。
これまで使用していたカートリッジ式ポンプでは、3週間〜1か月ほどで水の濁りが気になり、8月中旬までに3回ほど水を入れ替えることもありました。
しかし、今年はサンドフィルターポンプを使って約3か月運用しても、水を入れ替えたのは一度だけです。しかも、水質の悪化が理由ではなく、プールの脚の傾きを直すために3分の1ほど抜いただけで、全量交換は一度もしていません
もちろん、塩素による水質管理や日々の清掃もあわせて行っています。それでも、水の透明度を長期間維持しやすくなったことは、サンドフィルターポンプを導入して明らかに違いを感じた部分です。
フィルターカートリッジの交換が不要

水の交換回数が減ると水道代の節約に目が向きがちですが、フィルターカートリッジを定期的に購入・交換する必要がないことも大きなメリットです。


サンドフィルターポンプは、タンクに入れた珪砂(けいしゃ)がフィルターの役割を果たし、水中に含まれる細かな汚れをキャッチします。
珪砂に汚れがたまってきたら、「逆洗」という作業で内部の汚れを外へ排出します。これにより、ろ過性能を回復させながら繰り返し使用できる仕組みです。
交換用カートリッジを何度も購入する必要がなく、プールの水を入れ替える回数も減らせるため、長期的なコストパフォーマンスはかなり高いと感じました。
水質管理も想像していたより手軽

サンドフィルターポンプと聞くと管理が難しそうに感じますが、普段の運用はそれほど複雑ではありません。
わが家では、ケミカルフローターに塩素タブレットを入れ、サンドフィルターポンプを毎日稼働させる方法を基本としています。
定期的な水質チェックやプール内の清掃は必要ですが、想像していたほど手間はかかりませんでした。無理なく運用しながら、プールの水をきれいな状態に維持できたことも、実際に使ってよかったと感じたポイントです。
気になったデメリットは価格

一方で、気になったのはサンドフィルターポンプ本体の価格。
購入先や時期によって多少変わりますが、価格は4万5,000円前後。正直なところ、プール本体よりも高く、最初に購入するときはかなり勇気がいりました(購入するまでに2~3年悩みました)。
今回使用しているモデルは、もともと、より大型のプリズムフレームプールなどにも対応するサンドフィルターポンプです。わが家では変換アタッチメントを使用し、水量約7,100Lのインテックスプール450に取り付けています。
ポンプ流量は1時間あたり最大約7,900Lあるため、スペック上では約1時間でプール全体の水量に相当する水を循環できる計算です。
初期費用だけを見ると決して安い製品ではありません。
しかし、水の交換回数やフィルターカートリッジの購入費用、日々のメンテナンスにかかる手間まで含めて考えると、プールを毎年、長期間使用する家庭には十分メリットのある設備だと感じました。
おすすめな人・総合評価

最後に、インテックスのサンドフィルターポンプがどのような人におすすめなのか、実際に約3か月使った感想とあわせてまとめます。
特におすすめしたいのは、次のような人です。
- プールの水を交換する回数を減らしたい人
- カートリッジの交換や清掃を面倒に感じている人
- 家族で大型プールを頻繁に使用する人
- 水の濁りや汚れを抑え、きれいな状態を長く維持したい人
- 大型プールを毎年使用する予定の人
インテックスのサンドフィルターポンプを約3か月使ってみた総合評価としては、個人的にかなり満足度の高い製品でした。
本音をいえば、「もう少し早く買っておけばよかった」と思うほど。
本体価格は4万5,000円前後と、決して安くありません。僕自身も、購入するときは「プール本体よりも高いポンプを買う必要があるのか」とかなり迷いましたからね。
しかし、約3か月運用して、排水したのはプールの脚の傾きを調整するために抜いた、全体の3分の1程度だけです。水質の悪化を理由とした全量交換は、今のところ一度も行っていません。
また、カートリッジを定期的に購入・交換する必要がないことも大きなメリットです。普段の運用も、塩素タブレットによる水質管理と毎日のポンプ稼働が基本なので、想像していたよりも手軽に続けられました。
もちろん、水質の確認やプール内の清掃、定期的な逆洗は必要です。それでも、これまでのカートリッジ式ポンプと比べると、水の透明度を維持しやすく、メンテナンスの負担も軽減できたと感じています。
初期費用の高さは大きなデメリットですが、大型プールを毎年しっかり活用する家庭であれば、水道代や交換用カートリッジの費用、メンテナンスにかかる手間まで含めて、長期的には価格に見合う価値がある製品だと思いますよ。
価格の安さよりも、水の管理しやすさや日々の負担軽減を重視する人には、特におすすめしたいサンドフィルターポンプです。
動画でも詳しくレビューしています↓↓↓




