【正直レビュー】Marshall WILLEN II、サイズ詐欺レベルで音がいい

Willen2レビューキャッチアイ画像

今回は、超コンパクトサイズのBluetoothスピーカー「Marshall WILLEN II」をレビューします。

どうも、りくガジェのりくぴいです。@rikupii_gadget

前回レビューした Emberton III の弟分モデルという位置づけで、まず目を引くのはそのサイズ感。手のひらに収まるほど小さいので、

「こんなに小さくて、本当にMarshallサウンド出るの?」

と、正直ちょっと疑っていたのですが、実際に使ってみると、小型とは思えない音のパンチ感があり、いい意味で完全に予想を裏切られました。

✔ 結論

  • 音質:サイズからは想像できない音質
  • 遅延:かなり少ない
  • 弱点:同サイズスピーカーの中では高め

気になった時点で買ってOKな完成度

さらに音質だけでなく中身の仕様も優秀で、WILLEN IIは最新コーデック「LC3」に対応

対応デバイスと組み合わせれば、Bluetoothでも遅延がかなり少なく、動画視聴とも相性良好です。

Bluetooth LE Audio対応なので、将来的にAuracastが本格普及すれば、スマホ1台から複数スピーカーへ同時再生する“シェア再生”も可能に。

アウトドアや複数人での音楽共有にも期待できる1台です。

この記事ではWILLEN IIの実際につかってよかった点、気になった点も正直にレビューしていきます。

動画でく詳しくレビューしています↓↓↓

もくじ

WILLEN IIのスペック

モデルWillenⅡ商品画像
WILLEN II
サイズH105 x W105 x D43.4mm
重さ約360g
アンプ出力38WクラスDアンプ
防塵・防水規格IP67
(水深1mで30分耐えうる設計)
通信規格Bluetooth 5.3 LE
対応コーデックSBC, AAC, LC3
連続再生可能時間約17時間
充電時間フル充電:約2.5時間
(20分の充電で約5.5時間の連続再生)
価格17,980円
(税込み)
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WILLEN IIのデザイン・操作性

Marshall Willen IIの正面外観(105mmサイズ表示付き)
Marshall Willen IIの側面外観(厚さ43.4mm表示)

WILLEN IIのサイズは、高さ105 × 幅105 × 奥行き43.4mm。

Marshall Willen IIとスマホのサイズ比較シーン

iPhone 16 Proと並べると、サイズ感的には同じくらいです。

Marshall Willen IIの重量測定シーン(実測356g)


重量は実測で356g

ちょっと重めのモバイルバッテリーと同じくらいの感覚なので、携帯性はかなりいいです。

完全防塵、深さ1 mの水中に最大30分間沈めても使えるIP67防塵・防水性能を備えているので、お風呂でもしっかり使えます。

Marshall Willen IIの正面デザイン外観(卓上設置イメージ)

本体のデザインは、小さいながらもどっしりとした存在感があります。

Marshallのギターアンプをイメージしたデザインで、表面にはギターアンプと同じような立体感のあるシボ加工が施されています。

フロントメッシュの中央にはMarshallのブランドロゴ

Marshall Willen IIのコントロールノブ操作部のクローズアップ

右上には音楽再生や音量調整に使うコントロールノブが配置されていて、デザイン的にもいいアクセントになっていますね。

Marshall Willen IIのコントロールノブ操作シーン

ノブ自体は小さいんですが、上面が少し角ばった形状になっているので、

指に引っかけやすく、操作性はかなり良好です。

Marshall Willen II上部の操作ボタンとバッテリー表示部分

本体上面には、電源ボタン、ペアリングボタン、そして5段階のバッテリーインジケーターが配置されています。

Marshall Willen II背面ストラップ装着部の操作シーン
Marshall Willen IIの設置イメージ(スタンド固定)

そして、WILLEN IIの特徴的なポイントが、本体裏に装着された固定用ストラップです。

ストラップを外して、ポールに固定したり、フックに吊るすといった使い方もできるので、屋外で使うときにはかなり便利な機能です。

Marshall Willen II側面のUSB-C充電ポート

左側面には、充電専用のUSB-Cポートを搭載。

全体的な雰囲気はEmberton IIIと似ていますが、よく見ると、グリル形状やロゴの処理に違いがあります。

Marshallスピーカー2機種のロゴデザイン比較シーン

Emberton IIIはロゴが立体的で、より高級感のある仕上がり。

一方、WILLEN IIはロゴがグリルに埋もれるような控えめなデザインで、全体的にフラットに仕上げられています。

その分、手のひらへのなじみが良く、バッグに入れて持ち運ぶことを強く意識したモデルだというのが分かりますね。

WILLEN IIの音質

音の傾向としては、WILLEN IIサイズに合わず低音がよく出るという印象ですね。

このサイズ感なので、低音の響き方は正直気になるところなんですが、

WILLEN IIは絶対的なパワーで押すというより、 芯のある低音をきれいに出してくる印象ですね。

さらにMarshallらしく中音域がしっかり前に出ていて、 音にちょっとした華やかさがあるタイプです。

低音域

低音域は、量よりもアタック寄り

これはMarshall全体としての音作りでもあるんですが、

サイズがかなりコンパクトなので、

絶対的な低音の量感は、やや控えめです。

ただ、その分、

低音にしっかりと芯があって

音としての物足りなさは感じませんね。

実際に聴いてみても、

キックの立ち上がりがはっきりしていて、

リズムの存在感がしっかり伝わってきます。

中音域

特に中音域の情報量が豊かで、聴いていて本当に心地いいですね。

正直、コンパクトなスピーカーなので 「全体的にこもるかな?」というイメージがあったんですが、これは完全にいい意味で裏切られました。

中音域がしっかりしているので、

音楽だけでなく、YouTubeや映画などの動画コンテンツもとても見やすい印象です。

こんな感じで見ていますが、中音域が厚く、音が自然に立ち上がってくるので、

小さめの音量でもセリフがしっかり伝わります。

個人的には、動画コンテンツにもかなり向いているスピーカーだと思います。

高音域

高域はかなり自然で、無理のない伸び方をしています。

いわゆるドンシャリが好きな人には、少し物足りなく感じるかもしれませんが、 耳に刺さるような鋭さがないので、長時間聴いていても疲れにくい音です。

派手さよりも、音楽そのものを心地よく楽しめるチューニングだと感じました。

最大音量での音の割れチェック

最大音量での音質もチェックするんですが、かなり音が大きくなるのでボリュームに気を付けてください。

このサイズとは思えないくらい、しっかり音が出ますが、さすがに限界を感じるポイントもあります。

最大音量に近づくと、 音の余裕感や空間の広がりは、少しずつ削られていく印象ですね。

とはいえ、 これだけ小さい筐体にもかかわらず、 低音が強めの楽曲でも音が破綻せず、かなり粘ってくれます。

Marshall Bluetoothアプリ

Marshall BluetoothアプリでWILLEN IIを操作している画面

アブリについてですが、WILLEN IIはMarshall Bluetoothというアプリに対応しています。

さっそくスマホの画面を使ってみましょう。

Marshall Bluetoothアプリのデバイス選択画面(WILLEN II表示)

アプリ自体はかなりシンプルで、今はWILLEN IIが表示されていますが、ここの+ボタンを押すとほかにも接続しているEmberton IIIが表示されています。

このようにアプリで複数のMarshallスピーカーを管理できるというわけです。

その下にはイコライザープリセットで、プリセットの種類は

  • Marshall
  • 押す
  • 音声

の3つとなっています。

カスタムイコライザーはないので、細かく音を変えたい人は物足りないかもしれません。

Marshall BluetoothアプリのEQプリセット選択画面

『Marshall』は、絶妙な微調整によって、多くの人に愛されてきたシグネチャーサウンドになっています。そして、この音がデフォルト設定になっているんですね。

次にある『押す』というプリセットですが、 これは文字通り、音を前に押し出すようなチューニングです。

このモードにすると、低音と高音が持ち上がる印象で、 全体的に少し派手さが増します。

ドンシャリよりのチューニングです。

今回は収録した音なので、伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、 実際に切り替えると、音の雰囲気はけっこう変わりますね。

『音声』モードは音楽だと分かりにくいですが、

トーク系のYouTubeでは、声が前に出て聴きやすいです。

Marshall Bluetoothアプリのバッテリー保護設定画面

バッテリー保護機能もあり、最大にすると、急速充電はしない代わりに、 バッテリーに優しい充電になるんですよね。

全体的にアプリはかなりシンプルですが、

本体のアップデートなど、必要最低限の機能はしっかり備わっており、使いやすい印象です。

マルチポイント接続に対応

Marshall Willen IIとタブレット・スマホの使用シーン

WILLEN IIは、マルチポイント接続に対応しています。

一台のスピーカーを使って、動画はタブレット、音楽はスマホ、といった使い分けをする場合でも、サッと切り替えられるので、使えば使うほど便利に感じます。

WILLEN IIはハンズフリー通話対応

Marshall Willen IIのバッテリー残量表示インジケーター点灯状態

WILLEN IIにもハンズフリー通話可能です。

こんな感じで、めっちゃちいさいんですが本体の上面にマイクがしっかりついています。

実際にハンズフリー通話も使ってみましたが、 声の拾い方は安定していて、収音性能は十分ですね。

周囲の音もそれなりに拾う印象はありますが、 通話用途として大きな不満を感じることはありませんでした。

WILLEN IIのバッテリー持ち

WILLEN IIのバッテリー性能は約17時間。 このサイズ感のBluetoothスピーカーが、だいたい10時間いくかいかないかと考えると、 バッテリー持ちはかなり優秀だと思います。

中音域を中心にしたバランス型のサウンドなので、 その分、バッテリー的にもかなり有利なんじゃないかなと感じています。

もちろん、音量やサウンドモード、気温などによって バッテリー持ちには多少のばらつきはあると思いますが、 約17時間持つとなると、1日持ち歩いて使っても安心感があります。

WILLEN IIの遅延

Bluetoothコーデック別の遅延比較表(SBC・AAC・LC3)

WILLEN IIの遅延については、使用するデバイスやコンテンツによって、 遅延を感じる場合と、ほとんど気にならない場合があるという印象です。

iPhoneでのYouTube/Netflix/Amazonプライムビデオ視聴では、 Bluetooth接続でも「遅延を感じにくい」と感じました。 このあたりは、デバイス側の映像・音声補正が効いている部分も大きいと思います。

一方で、音ゲーなどタイミングがシビアなコンテンツでは、 わずかに音ズレを感じる場面もありました。

なお、これはWILLEN IIに限った話ではなく、 Bluetooth接続全般に言えることで、 デバイスとの相性やコンテンツによって体感は多少変わる印象です。

ウィレン2はLC3コーデック対応なので、今後対応デバイスが増えれば低遅延で使えると思います。

WILLEN II デメリット

WILLEN IIで、気になった点は2つです。

  • サイズに対して価格がやや高め
  • 電源ボタンが少し硬いト

まず価格についてですが、

手のひらサイズのBluetoothスピーカーは1万円以下のモデルも多い中で、

17,980円というプライスタグは、正直高く感じます。

コスパ重視で選ぶと、少し手を出しづらい価格帯なのは間違いありません。

Marshall Willen IIの正面デザイン外観(卓上設置)

ただ、デザインは芸術品レベルだし、音のバランス、Marshallサウンドといった付加価値は家電メーカーにはなかなか出せない、音楽シーンを作ってきたブランドならでは。

その背景も含めて「音を楽しむインテリア」として考えると、この価格にも納得できる部分はあると感じました。

そしてもうひとつが、電源ボタンです。

Marshallスピーカー2機種のスイッチ高さ比較クローズアップ

見た目はEmberton IIIと同じくらいのサイズ感なんですが、 カバーを外してみると、ボタンの位置が少し低めなんですよね。

そのため、パッと押すというよりは、指先を使ってしっかり押し込む必要があります。

Marshall Willen IIのボタン操作位置の説明シーン

上から押し込むよりは、つまむようにして押すとやりやすいかも。

電源ボタンは使用頻度が高い部分なので、このあたりは、もう少しソフトだとより使いやすかったかな、という印象です。

WILLEN IIの評価

ということで今回は、Marshall WILLEN IIのレビューでした。

WILLEN IIは、「小さい=妥協」ではなくて、サイズ・音のキャラ・使いどころがはっきり分かれているスピーカーだと感じました。

音はMarshallらしく中音域が気持ちよくて、バンド系やロックを聴くと、このサイズとは思えないくらい“ライブ感”があります。

一方で、サイズに対して価格は正直高めですし、電源ボタンの硬さは気になるポイントではあります。

ただ、

「Marshallの音が好き」

「持ち運び前提で、気軽に使える一台が欲しい」

「デザイン家具のようなスピーカーが欲しい」

こういう人にとっては、WILLEN IIしっかり刺さるスピーカーですね。

小さくても、ちゃんとMarshallの音。

「これはこれでアリだな」と思わせてくれる一台でした。

動画でく詳しくレビューしています↓↓↓

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