【災害用モバイルバッテリーとしても最適】Anker PowerCore Essential 20000レビュー!

Anker PowerCore Essential 20000レビュー記事用キャッチアイ画像

こんにちは。

りくぴいです。@rikupii_gadget

今回レビューするのは、Anker PowerCore Essential 20000

Anker PowerCore Essential 20000正面写真

低価格・大容量で基本性能がしっかりしているため、2019年11月発売以来、人気のモデル。

モバイルバッテリーの容量まとめ。

  • 持ち運びに最適なサイズの5000mAh
  • 容量とサイズの好バランスな10000mAh
  • 圧倒的な容量で安心感のある20000mAh

Anker PowerCore Essential 20000は、PD非対応・パススルー充電非対応ながら、20000mAhのバッテリー容量をもつコスパの高いモバイルバッテリーです。

フルスピード充電に対応したPowerIQを搭載しており、充電の速さも十分。

安全性については、MultiProtect (多重保護機能)を搭載。

サージプロテクターや温度管理、ショート防止など、11の保護機能が機器をつねに監視しており、長時間安心して使用することが可能。

本体は19mmと薄型で、持ち運びがしやすいため、普段使いはもちろん、災害時の備えとしても最適なモバイルバッテリーです。

今回はAnker PowerCore Essential 20000を使用した私が、使ってみてのメリット・デメリットを多くの写真とともにお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。


メリットデメリット
4,990円の価格
20,000mAhの大容量
19mmのスリムな本体
2台充電可能
本体の充電に10時間かかる


もくじ

スペック

モデル名Anker
PowerCore Essential
20000
Anker PowerCore Essential 20000
容量20,000mAh
サイズ158 x 74 x 19mm
重量343g
カラーブラック・ホワイト
入力USB-C
USB-A

5V = 2A
(最大10W)
出力USB-A×2

5V = 3A
(各ポート最大2.4A)
PD充電×
同時充電2台
パススルー充電×
価格4,990円
AmazonAmazonで価格をみる


サイズ

前面底面
正面写真底面写真
サイドポート面
サイドポート面


サイズは158 x 74 x 19mm。

重量実測写真

重量は実測で337gでした。


付属品

付属品写真

Anker PowerCore Essential 20000の特長


容量と価格のバランスが高い

モバイルバッテリーをデスクの上に置いている写真

Anker PowerCore Essential 20000は、PD・パススルー充電非対応。

イマドキの高機能モバイルバッテリーと比較すると、機能はシンプルで価格もしっかり抑えられています。

20,000mAhの大容量かつ4,990円の価格となっており、容量と価格のバランスが非常に高いのがポイント。


20,000mAhはスマホの4回分の容量

Anker PowerCore Essential 20000とiPhone12

Anker PowerCore Essential 20000の容量は20,000mAhです。

iPhone14であれば約4回充電可能なほか、タブレット・Nintendo Switchも複数回にわたって充電が可能。


機種別バッテリー容量

iPhone163,561mAh
iPhone 15 Pro Max4,422 mAh
iPhone 15 Pro3,274 mAh
iPhone153,349 mAh
iPhone 14 Pro Max4,323 mAh
iPhone 14 Pro3,200 mAh
iPhone 143,279 mAh
iPhone SE
(第3世代)
2,018 ⅿAh
Galaxy S244,000 mAh

大容量モバイルバッテリーは災害時の予備バッテリーとして備えておくと、万が一のときにも安心ですね。


バッテリー残量インジゲーターの写真

バッテリー残量を表示するインジゲーターは、4つの青色LEDで表示され視認性も高いです。


インジゲータ表示バッテリー残容量
●〇〇〇0%~25%
●●〇〇25%~50%
●●●〇50%~75%
●●●●75%~100%

インジゲーター表示はシンプル。


安全性に配慮した11の保護機能

マルチプロテクト 11の保護機能説明図

Anker モバイルバッテリー・USB急速充電器は、MultiProtect (多重保護機能)を設けています。

常にモバイルバッテリーの状態を監視しており、長時間使用しても安全に使用できる仕様。

モバイルバッテリーは持ち歩くことが前提なので、どのようなときも安全に使えるのは大事なポイントです。


PowerIQによりフルスピード充電可能

USB-Aポート部写真

Anker PowerCore Essential 20000は、PowerIQにより充電スピードが向上しています。


PowerIQは、Anker独自の急速充電テクノロジーで、AnkerのモバイルバッテリーやUSB急速充電器に搭載されています。このテクノロジーのスマートな点は、iPhoneやGalaxy、Kindleをはじめ、ほぼ全てのスマートフォンやタブレット等に対応できるように設計されているところ。PowerIQを搭載したモバイルバッテリーやUSB充電器にはスマート充電チップが組み込まれており、このチップが接続された機器を即座に認識し、その機器に適した最大のスピードでの急速充電を可能にしています。

Anker/Anker独自の急速充電テクノロジーPowerIQ (ankerjapan.com)


PowerIQ説明略図

デバイスに適した最速の充電を行ってくれるため、より効率的に充電することが可能です。


充電速度の比較

充電速度の比較グラフ

さまざまなモバイルバッテリー使用して、iPhone12のバッテリー残量(10%)を、30分でどれだけ充電できるか検証しました(単ポート充電)。

PD20W出力と比較すると、トータルでの充電量はやや劣ってしまいますが、充電スピードも十分。

30分で49%まで充電できたので、実用性もしっかりしているといえますね。


各種デバイスの充電出力を測定

充電出力測定風景

各種デバイスに測定器を取り付けて、実際の充電出力を計測してみました。


iPhone12の充電出力

iPhone12の充電出力

iPhone12の充電出力は実測値で9.1Wでした。


Nintendo Switchの充電出力

Nintendo Switchの充電出力

Nintendo Switchの充電出力の充電出力は実測値で7.3W


パススルー充電はできない仕様

パススルー実測風景写真

Anker PowerCore Essential 20000パススルー充電には非対応となっています。


パススルー充電実測

実際にパススルー出力を測定しましたが、出力側に通電せず測定不可でした。


低電流モードで小型デバイスの充電も安心

ワイヤレスイヤホンを充電している写真

Anker PowerCore Essential 20000には、小型デバイスの充電に最適な低電流モードを備えています。

小型デバイスに対して通常の充電を行うと、充電が止まってしまったりすることがありますので低電流モードで充電すると確実かつ安全に充電が行えます。


低電力モードインジゲーター写真

電源ボタンを2度押しすることによって、インジゲーターの端のLED表示が緑色表示され、低電力モードに切り替わります。


低電流モードは2時間で自動でOFFになります。


2台同時充電が可能

2台同時充電

Anker PowerCore Essential 20000は2つのUSB-Aポートを備えており、デバイスの2台同時充電が可能です。


同時充電出力の説明図

1台充電時の12W出力に対して、2台同時充電は2ポート合計15Wになります。



汚れが目立ちにくい本体表面

本体表面の写真

本体表面はメッシュ加工が施されており、質感も非常に高いです。

毎日使うものなので、指紋や汚れも目立ちにくいのは嬉しいポイント。


本体裏面の写真

本体底面の素材はサラサラしているプラスチック素材となっています。


デメリットは本体の充電に10時間

モバイルバッテリーの充電風景写真

Anker PowerCore Essential 20000のデメリットは本体への充電時間が約10時間と長いことです。

20,000mAh容量のモバイルバッテリー本体の充電時間。

  • 出力10w以上充電器  約10~11時間
  • PD対応の急速充電器  約2~6.5時間

Anker PowerCore Essential 20000は、PD対応の急速充電器には対応していません。

出力10w以上充電器を使用した場合、充電時間は10時間と比較的長いです。

りくぴい

出力10W以下の充電器を使うと20時間かかるので注意です


本体の充電時間グラフ

本体の充電容量が0%の状態から何時間で満充電できるか実測してみました。

満充電までの時間は実測で10時間20分かかりました。(測定器の充電出力が0Wになるまで)

6時間で75%充電可能なため、急いでいる時は満充電まで待たなくてもある程度は使用できますね。


充電器から本体への充電出力は9.6Wとカタログ値にきわめて近い出力を計測できたことから、充電時間の長さはAnker PowerCore Essential 20000特有の問題ではないといえます。

より早く充電したいのであれば、PD仕様のAnker PowerCore Essential 20000 PD 20Wを選ぶのがオススメ。


  • 取扱説明書
  • Micro USB ケーブル

Micro USB ケーブルのみ付属。

デバイスに合わせた充電ケーブルが必要になります。




まとめ

今回はAnker PowerCore Essential 20000をレビューしました。

印象としては【納得のロングセラーヒット商品】。

iPhone12に充電風景写真

モバイルバッテリー本体の充電時間は10時間かかるものの、PD非対応・パススルー充電非対応にすることで、4,990円というリーズナブルな価格を実現。

充電速度に関して言えば、PowerIQにより普段使いには十分な充電速度でまったく不満はありません。

安くて大容量なのに、しっかり充電できるモバイルバッテリーを求めている人には、Anker PowerCore Essential 20000が間違いなくオススメ!


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ