Aladdin Poca Laser レビュー!550ANSIルーメン×3色レーザーの映像力がすごい!プラネタリウム体験もできる最新プロジェクター

Aladdin Poca Laserキャッチアイ画像

本レビューは発売前にAladdin X様より実機提供を受けて執筆していますが、内容の編集権は当方にあり、事前確認や指示はありません。


こんにちは!

りくガジェのりくぴいです。@rikupii_gadget

今回は、Aladdin X(アラジン エックス)のモバイルプロジェクター 「Aladdin Poca Laser」 を実機レビューします。

照明一体型の X2 Light や壁際設置の marca など個性派が多いAladdin Xですが、Poca Laser は『どこへでも持ち運べる』ことにフォーカスした最新モデル。

注目ポイントはこの4つ。

  • 550 ANSIルーメンの3色レーザー
  • Harman Kardon製 6W×2(計12W)スピーカー
  • フルメタル製 360°回転ジンバル
  • 新しい「Aladdin OS」とオリジナルアプリ群

いろいろなプロジェクターを使ってきた私ですが、Poca Laserは一言で言うと『めちゃくちゃ楽しい』。

オリジナルアプリの出来もよくて、子どもはもちろん大人も楽しめる仕上がり。

プロジェクターで自宅にいながらプラネタリウムを楽しむような使い方もできちゃいます。

最新機らしい完成度に加え、独自OSの使い勝手やアプリ体験に良い驚きがいくつもありました。

本記事では、画質・音質・OSの使い勝手を中心に、実使用で見えた『推しポイント』と『注意点』をじっくりレビューしていきます。

もくじ

Aladdin Poca Laserのスペック

モデルAladdin Poca
Laser
Aladdin Poca Laserの商品画像
サイズ高さ : 207.6
幅 : 96.5
奥行 : 96.5 mm
重量1.31 kg
光源3色 Laser
輝度550
ANSIルーメン
解像度フルHD
(1,920×1,080)
コントラスト比1000:1(ネイティブ)
3000:1(ダイナミック)
アスペクト比16:9
対応フォーマットHDR 10
スクリーンサイズ40 ~ 200
インチ
フォーカス自動
台形補正自動
水平補正自動
スクリーンフィットなし
障害物回避なし
スピーカー出力6W×2=合計12W
(Harman Kardon)
騒音レベル28 dB未満
(1mの距離)
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 Aladdin Poca Laser は、3色レーザー光源を採用した 輝度550 ANSIルーメン のモバイルプロジェクターです。

フルHD(1,920×1,080)解像度に対応し、垂直方向に360°回転できるスタンドを本体に内蔵しています。

本体サイズは 高さ207.6mm、幅96.5mm、奥行96.5mm。

重量は約1.3kgと片手でも持てるサイズ感ながら、20,000mAhの大容量バッテリーを内蔵。

電源コードを繋がずに、最大2.5時間(Ecoモード時)の映像鑑賞最大6時間の音楽再生が可能です。

スピーカーには Harman Kardon製 6W×2(合計12W)ユニットを搭載し、Dolby Audioデコードにも対応。

さらに、OSには Netflix・Amazon Prime Video・TVer・YouTube に対応した「新Aladdin OS」を採用。

独自OSならではの直感的なUIやオリジナルアプリも魅力です。

また、同梱されている専用アタッチメント 「Aladdin Lens A」「Aladdin Lens B」 も非常にユニーク。

オリジナルアプリ 「ほしぞらさんぽ」 と組み合わせることで、幻想的な星空の投影や、癒し・リラックス効果のある映像演出を楽しむことができます。

また、同じ Aladdin Poca シリーズとして、450 ANSIルーメンのLED光源を搭載した「Aladdin Poca」 もラインナップされています。

両者の主な違いは光源方式のみで、それ以外のスペックはほぼ共通です。

本体サイズと重量

Aladdin Poca Laser本体と500mlペットボトルを並べた比較画像。高さ約207mmのコンパクトサイズで、持ち運びしやすいことがわかる。

Aladdin Poca Laserの本体サイズは 高さ207.6mm、幅96.5mm、奥行96.5mm

Aladdin Poca Laserをキッチンスケールで計測した様子。実測重量は約1.3kg。

重量は実測で1,305gでした。

Aladdin Poca Laserを片手で持ち上げている様子。コンパクトで持ち運びやすいサイズ感。

およそ500mlペットボトルと同じくらいのサイズ感ですが、手に取るとしっかり“密度感”のあるボディという印象です。

バッテリー再生時間

Aladdin Poca Laserのバッテリー持続時間を示す図。動画再生で最大2.5時間、音楽再生で最大6時間の駆動が可能と表示されている。

Aladdin Poca Laserのバッテリー持続時間は、動画再生で最大2.5時間、Bluetoothスピーカーモードでは最大6時間です。

実際に使ってみると、2.5時間あれば長編映画も最後までしっかり観られる印象。

また、内蔵バッテリーやスタンド使用時、または同梱品以外のアダプターを接続した場合は、省エネモードに自動で切り替わります(設定内で省エネモードOFFも選択可能)。

映像の明るさはやや落ち、音も少しマイルドになりますが、暗い部屋で視聴するには十分な明るさで、不満は感じませんでした。

同梱品をチェック

セット内容一覧

Aladdin Poca Laserの同梱品一式。Bluetoothリモコン、赤外線ミニリモコン、レンズA・B、電源プラグ、取扱説明書、保証書、単4形電池×2が並べられている。

Aladdin Poca Laserの同梱品

  • Aladdin Lens A
  • Aladdin Lens B
  • 電源プラグ
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • Bluetoothリモコン
  • 赤外線ミニリモコン
  • 単4 形電池 × 2

電源プラグはUSB-Cタイプで、ケーブル長は約1.5m。

標準のBluetoothリモコンに加えて、赤外線方式のミニリモコンも付属。

電源のオン/オフや音量調整など、ちょっとした操作を手元で完結できるため、ベッドサイドでの使用シーンにも相性抜群です。

「Aladdin Lens A / B」の仕組みと使い方

Aladdin Poca Laserと専用アタッチメント「Aladdin Lens A」「Aladdin Lens B」。レンズを交換することで、星空投影や入眠サポートなど用途に合わせた映像演出が可能。

「Aladdin Lens A」 と 「Aladdin Lens B」 は、いずれも Aladdin Pocaシリーズ専用のアタッチメント。

Aladdin Poca LaserにAladdin Lens Aをマグネットで装着している様子。1秒で簡単に取り付けできる構造。

レンズ部はマグネット式で、1秒でパチッと着脱できる気持ちよさ。

2枚のレンズに、合計100種類以上の映像素材が用意されており、手をかざすだけで次々に切り替えられるのが面白いです。

リモコンでも操作できますが、この“直感操作”は思わず何度も試したくなる楽しさ。

詳しくはこのあと、実際に使って感じたポイントを紹介します。

デザインと使い勝手

スタイリッシュなスタンド一体型デザイン

ダイニングテーブルに置かれたAladdin Poca Laser。円筒形のスタンド一体デザインが特徴のモバイルプロジェクター。

インテリアにも自然になじみやすい

Aladdin Poca Laserは、スタンド一体型の円筒形デザインを採用したシンプルな外観。

フルメタル製のスタンドが本体に内蔵されており、アーム部分には透明素材を使用することで、軽やかでスタイリッシュな印象に仕上がっています。

本体素材はプラスチック製で、シルバーを基調としたボディにオレンジの差し色がアクセントとして映え、アクティブな印象を演出。

さらに、指紋や皮脂汚れが付きにくく目立ちにくい表面仕上げのため、日常的に扱っても清潔感を保ちやすい点も好印象でした。

Aladdin Poca Laserのスピーカーライトモード。青く発光するベースが音楽のリズムに合わせて点滅し、アンビエントライトのように部屋を照らしている様子。

スピーカーライトモードは、プロジェクターの電源が入っておらず本体を閉じた状態で、電源ボタンを短く押すか、映画鑑賞中に本体を回転させて閉じることで自動的に移行します。

ライトは音楽のリズムに合わせて点滅させることもでき、ゆっくりと『呼吸』するように光る点灯パターンも選べるもので、この演出がまた幻想的。

室内空間をやさしく包み込むアンビエントライトのような心地よさがあります。

360°回転ジンバルで天井投影もスムーズに

Aladdin Poca Laserの背面。内蔵スタンドが収納された状態で、スタンド一体型の円筒形デザインがわかる。

多くのジンバルスタンドが2本構造なのに対し、Poca Laserはあえて片側1本のスライドレール構造を採用。

見た目はすっきりしていますが、引き抜き耐力は10kgとタフ。

実際に動かしてみてもグラつきはなく、軽やかさと安定感を両立した仕上がりです。

Aladdin Poca Laserのスタンド構造。プロジェクターとして使用する際、本体を上に引くと約1cm浮き上がる様子。

プロジェクターとして使う場合は、本体を上に引くとスタンドから約1cm浮き上がります。

Aladdin Poca Laserのスタンドを回転させて天井投影を行う様子。360°の角度調整に対応し、壁にも天井にも投影可能。

そして、スタンドを垂直方向に回すだけで、360°スムーズに回転。

壁への投影はもちろん、天井方向にも自在に切り替えられます。

Aladdin Poca Laser の正面レンズの上部には、「Aladdin Lens A」および「Aladdin Lens B」 取付用エリア。

その横には、自動台形補正やフォーカス調整に使用されるセンサー が配置されています。

本体下部には、Harman Kardon製の6W×2(合計12W)スピーカーを搭載。

小型ながらもしっかりとしたサウンドを再生できる設計です。

Aladdin Poca Laserの正面。レンズや画像補正用センサー、Aladdin Lens取付エリアが配置されたデザイン。

本体の上面全体が排気口になっており、3色レーザー光源の発熱に対応するための冷却設計 が採用されています。

冷却効率を最優先とした構造で、長時間の投影でも安定した動作を維持できるというわけです。

Aladdin Poca Laserのファン音を騒音計で測定している写真。実測値は約33dBで、静かな図書館と同程度の静けさ。

動画再生時のファン音は、騒音計で実測して約33dB

分かりやすく言うと、静かな図書館と同じレベルの静けさで、再生中もファンの音はほとんど気になりません。

排気口からは体温より少し温かい空気が出ていますが、長時間の使用でもファンが唸るようなことはなく、
筒状のボディ構造を活かした効率的な冷却システムが機能している印象です。

Aladdin Poca Laserのスタンド底面にある三脚用ネジ穴(1/4インチサイズ)。一般的なカメラ用三脚や専用アクセサリーの装着に対応。

スタンドの底面には、三脚取り付け用のネジ穴(1/4インチサイズ) が中央に配置されています。

一般的なカメラ用三脚はもちろん、Aladdin Pocaシリーズ専用のバッテリー付きスタンドなどのアクセサリーも装着可能です。

接続端子とポート配置

Aladdin Poca Laserの側面端子部。左からUSB-A端子、HDMI端子(ARC対応)、赤外線受信部が並んでいる。

スタンド側の側面には、左から順にUSB-A端子、HDMI端子(ARC対応)、赤外線受信部 が配置されています。

Aladdin Poca Laserの側面にある電源ボタンとUSB-C端子(PD3.0対応)。接続ポートは本体両側に配置されている。

スタンドの反対側には、電源ボタンと USB-C 端子(PD 3.0 対応) を搭載。

接続ポート類はすべて本体の両側面に集約されています。

左右にポートが分かれていることで、天井投影時でも電源ケーブルが干渉しにくい設計 となっており、レイアウトの自由度が高いのもポイントです。

Aladdin Poca Laserの明るさを検証

Aladdin Poca Laserの明るさ比較。昼間・昼間(カーテン併用)・夜(明るい、少し暗い、暗室)での投影映像を並べて表示し、環境ごとの見え方を比較している。

結論から言うと、直射日光が差し込むような明るい環境や照明直下では映像が白っぽくなりますが、部屋を少し暗くすれば、実用上の明るさは十分です。

というのも、Aladdin Poca Laserの明るさは550 ANSIルーメンと、一般的なモバイルプロジェクター(200〜300 ANSIルーメン)の約2倍の輝度を誇るためです。

この高輝度のおかげで、コントラストが保たれ、映像が見やすいのが特徴です。

実際に、カーテンを閉めたリビングや間接照明下では発色が非常に鮮やかで、文字もくっきり。

ニュース番組や映画の字幕もはっきり読めるレベルで、明るさによるストレスをほとんど感じませんでした。

総じて、モバイルプロジェクターの中ではトップクラスの見やすさだと感じます。

明るい場所での投影

明るいリビングでAladdin Poca Laserを投影した様子。映像のコントラストが下がり、黒がやや浮いたように見える。

直射日光の当たる日中

夜のリビングでAladdin Poca Laserを投影している様子。間接照明の明るさでも映像が鮮やかに映し出されている。

照明全灯時

明るい環境では映像のコントラストが下がるため、全体的に白く、黒が浮いたように見えます。

とはいえ、このクラスではどの機種も同じ傾向。

日中はカーテンを閉める・夜は間接照明で見るなど、少し環境を工夫するだけでグッと見やすくなります。

やや暗い場所での投影

カーテンを閉めた昼間のリビングでAladdin Poca Laserを投影した様子。明るい環境でも映像がはっきり見える。

カーテンを閉めた日中

夜のリビングでAladdin Poca Laserを使用し、壁に映像を投影している様子。暗室に近い環境で映像のコントラストが際立っている。

間接照明時

明るい日中でも、カーテンを閉めて照明を落とすだけで映像がはっきり見えるレベルの明るさがあります。

これは、550 ANSIルーメンという高輝度に加えて、レーザー光源ならではの“光の密度の高さ”と“直進性の強さ”が効いているためです。

実際、やや明るいシーンでも映像の輪郭が崩れず、白飛びや色のにじみが起きにくい印象で、こうした場面でこそ、レーザー光源の強みがしっかり発揮されていると感じました。

暗室での投影

暗室でAladdin Poca Laserを使用し、壁に映像を投影している様子。明暗のコントラストが際立ち、色の鮮やかさが増している。

夜間や完全な暗室では、明暗のコントラストがよりくっきりと際立ち、色の鮮やかさも一段と増します。

黒の沈み込みが非常に深く、映像の立体感や空気感まで感じられるほど。

レーザー光源ならではの“力強さ”と“奥行き”がしっかりと伝わってきます。

Aladdin Poca Laserの画質を徹底レビュー

Aladdin Poca Laserは、フルHD(1,920×1,080)解像度に対応したモバイルプロジェクター。

光源には3色レーザーを採用しており、赤・緑・青それぞれのレーザーを個別に照射して映像を構成する方式です。

一般的なハイブリッドレーザーのやや落ち着いた発色とは異なり、非常に高い色純度と鮮やかさを実現。

実際に視聴してみると、細部の輪郭が驚くほど精細で、フルHDとは思えないシャープさ。4K映像に近いクリアさを感じました。

コントラスト(黒の沈み込み)

Aladdin Poca Laserのコントラスト検証。黒の締まりや光と影の表現を映像で比較し、夜景の光やネオンの色がくっきり際立っている様子。

Aladdin Poca Laserのコントラスト比は公称値では3000:1(ダイナミック)とされていますが、実際に使ってみると、『ネイティブ1000:1らしい自然なコントラスト』という印象。

黒の沈み込みが深く、白飛びもほとんどなし。

全体のトーンが落ち着いていて、長時間観ても目がラクです。

夜のシーンでは、ビルの黒い外壁がしっかり締まり、ヘッドライトや街灯の光が立体的に浮かび上がる。

映像の空気感まで伝わってくるようなリアリティがありました。

解像度とシャープネス

Aladdin Poca LaserのフルHD解像度を映像で検証した図解。120インチ程度の投影サイズでもドットが目立たず、人物の肌や背景のディテールが自然に描写されている。

解像度はフルHD(1,920×1,080)対応。

100インチのスクリーンに約2.5mの距離から映した映像では、肌の質感や髪の細部までしっかり描写されており、背景のやわらかなボケとの対比が美しい。

自然な立体感と奥行き感をしっかり感じられます。

4Kモデルのように1mの至近距離ではさすがに差は出ますが、2.5〜3mの一般的な視聴距離ではドット感はほぼ気にならずフルHDでも十分に没入できる画質です。

色の鮮やかさと発色の自然さ

Aladdin Poca Laserの色鮮やかさを検証した図解。レーザー光源による赤・緑・黄の発色がくっきりと再現され、食材の質感までリアルに感じられる映像。

3色レーザーのすごさは、色鮮やかなシーンで一気に伝わってきます。

赤・緑・青それぞれの光を独立してコントロールしているため、発色がとにかく純度高め。

映像全体が鮮やかで、奥行きのある色味に仕上がっています。

トマトの赤も、野菜の緑もくっきり。

これぞレーザー』という発色の強さと透明感で、見ていて思わず声が出るレベル。

Aladdin Poca Laserの音質をチェック

Aladdin Poca Laserは、Harman Kardon製の6W×2(合計12W)スピーカーを搭載。

音質は低音から高音までのバランスが非常によく、小型モバイルプロジェクターとしては驚くほど厚みのあるサウンドが楽しめます。

実際にNetflixで『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』を視聴しましたが、EDM特有のビートやヒップホップパートのラップまでしっかり再現。

低音のキレもあり、高音の抜けも自然で、音場の広がりをしっかり感じられるのは正直かなり好印象でした。

また、不要にボリュームを上げなくても音がしっかり届くため、寝室シアターのような近距離視聴でも十分な迫力があります。

台形補正・オートフォーカス

実際に使ってみると、Aladdin Poca Laserの台形補正はかなり優秀でした。

設置角度が少しズレていても、映した瞬間にスッと映像が整い、水平・垂直の自動補正がすぐに効く印象です。

ただし、障害物検知やオートフィット機能は非搭載のため、スクリーン投影時にはスクリーンサイズに合わせて、位置やサイズを手動で合わせる必要があります。

Aladdin Poca Laserの投影サイズと位置調整画面。リモコン操作で映像サイズや位置を微調整している様子。

とはいえ、投影サイズ変更と画像位置調整機能が備わっているので、大まかな位置さえ決まれば、リモコン操作で簡単に微調整可能。

特に「画面位置の微調整」が非常に便利で、あとほんの少しだけ動かしたい時も細かく調整できるのは好印象。

また、補正のたびに白い補正画面が出るタイプではなく、リアルタイムで映像を見ながら調整できるのも快適です。

この操作感は、小さな子どもでも迷わず扱えるほど直感的。

まさに「置いたらすぐ観られる」というテンポの良さを感じました。

新Aladdin OSの特徴とアプリ対応状況

Aladdin Poca LaserのOSには、Aladdinが独自に開発したシステムが採用されています。

Aladdin OSのホーム画面に表示された動画配信サービス一覧。YouTubeやNetflix、Prime Videoなど主要アプリのアイコンが並ぶ。

UI画面は全体的にシンプルで、誰でも迷わず操作できるデザインです。

スマホのように自由度の高いGoogle TVに対して、Aladdin OSは『テレビのリモコン感覚でパッと使える直感的な操作性』が魅力。

Aladdin OSの動画配信アプリ対応状況をまとめた比較図。主要アプリに対応し、Netflixは正規アプリとして利用可能。

YouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、TVerなど、主要な動画配信サービスにしっかり対応。

一方で、動画サービスアプリの数はGoogle TV搭載機などと比べると、やや少ない印象も受けます。

とはいえ、どのサービスを利用するかは人それぞれなので、一概に欠点とは言い切れませんが、Netflixが正規アプリとしてプリインストールされている点は高く評価できます。

Aladdin Poca LaserのHDMI端子にFire TV Stickを接続している様子。側面配置のためデバイス装着時も角度調整の妨げにならない。

もし自分が利用したいアプリが入っていない場合でも、Fire TV StickなどのストリーミングデバイスをHDMI端子に接続すれば問題なく視聴可能

さらに、HDMI端子が本体サイドに配置されているため、天井投影時でもデバイスが下部に干渉しにくく、角度調整がしやすいのも大きなメリットです。

ゲームの快適さ

HDMI端子にNintendo Switch 2やPS5をつなげば、大画面でゲームをプレイ可能。

やっぱりこのサイズ感でのマリオカートは最高です。

Poca Laserは1080p/60Hz入力時にオート台形補正をOFFにすれば、遅延はわずか約20ms以下。

アクション系でも違和感なく操作できるレベルの低遅延です。

オート補正をONにすると約56msに上がりますが、実際に『マリオカート ワールド』をプレイしても遅延はほぼ感じず、快適そのもの。

寝室でもリビングでも、『映してすぐ遊べる』手軽さが魅力です。

リモコン操作のレスポンスと快適さ

Aladdin Poca Laserの2種類のリモコン。左がBluetoothリモコン、右が赤外線ミニリモコンで、用途に応じて使い分けできる。

Aladdin Poca Laserはリモコンとミニリモコンの2種類あります。

それぞれに特徴と使い勝手の違いがあるので、詳しくレビューします。

Aladdin Poca LaserのBluetoothリモコンを手に持って操作している様子。振動センサーでボタンが自動点灯し、暗い部屋でも見やすい。

こちらはメインとなるリモコンで、手に持つと振動センサーによりボタンが発光するため、暗い部屋の操作もしやすいです。

音声検索にも対応していますが、発音が少し曖昧だと意図しないコンテンツが表示されることもあり、正確に認識させるには はっきり話す必要があります。

ただ、検索スピード自体は非常に速く、認識さえすればレスポンスは良好

リモコンの操作スピードについても、非常にレスポンスがよく気持ちよく操作できます。

Aladdin Poca LaserのBluetoothリモコンを手に持って操作している様子。ストリーミング、操作系、音量ボタンがゾーンごとに配置されており、直感的に操作できるデザイン。


さらに、よく使う音量ボタンがリモコン下部に独立配置されているため、暗い部屋でも直感的に操作できる のが嬉しいポイントです。

ミニリモコンの使い勝手

Aladdin Poca Laserに付属する赤外線ミニリモコンのボタン配置。矢印ボタン、OKボタン、音量ボタン、戻るボタンを搭載し、シンプルで直感的に操作できるデザイン。

通常のリモコンに加えて、ミニリモコン(miniリモコン) も同梱されています。

このリモコンは本体側の ストラップ用バックル部分に取り付けられる構造 で、必要に応じて取り外して使うことができます。

Aladdin Poca Laser本体にミニリモコンを装着した状態で手に持っている様子。リモコンを本体に取り付けたまま持ち運べる構造で、片手でもスムーズに移動できる。

一般的なモバイルプロジェクターでは、本体に操作ボタンを設けるのが主流ですが、Aladdin Pocaシリーズはそれをあえて取り外し可能な赤外線リモコン化するというユニークな発想。

本体を持ち運ぶときにメインリモコンを一緒に持たなくていいので、寝室や子ども部屋などへの移動時にもとても重宝しています。

アプリ Aladdin Xでのリモコンの操作性

Aladdin Xアプリのリモコン画面。電源ON/OFF、音量、矢印ボタン、OKボタン、ストリーミングボタンなどをスマホ上で操作できるインターフェースを表示している。

Aladdin Xアプリは、iOS/Androidの両方に対応。

アプリのレイアウトはメインリモコンとほぼ同じで、ボタンを押すとスマホが『ブルッ』と振動するフィードバック付き。

このおかげで実際のリモコンを使っているような感覚があり、操作のレスポンスも気持ちいい。

スマホひとつで電源オンから音量調整まで完結するので、寝室や子ども部屋への持ち運び時にもすごく便利です。

「Aladdin Lens A」と「Aladdin Lens B」を体験

Aladdin Lens A|星空を映すプラネタリウム体験

Aladdin Poca Laserの専用アタッチメント「レンズA」と「レンズB」の比較図。レンズAは星空を大きく投影し、レンズBは入眠サポートで癒しの空間を演出。用途に合わせて使い分け可能。

「Aladdin Lens A」 と 「Aladdin Lens B」 は、いずれも Aladdin Pocaシリーズ専用のアタッチメント。

本体のレンズ部に マグネットで装着できる構造 になっており、1秒で簡単に取り付け・交換が可能です。

2枚のレンズに、合計100 種類以上 の映像素材を用意しており、両レンズともレンズの前に手をかざすだけで、コンテンツの素材を切り替えられます(リモコン左右での切り替えも可能)。

Aladdin Lens Aを装着して投影した星空の映像。土星を中心に広がる宇宙空間が立体的に映し出され、まるでプラネタリウムのような没入感を体験できる。


Aladdin Lens Aを取り付けた瞬間、レンズ効果によって投影画面がぐっと広がり、「ほしぞらさんぽ」アプリが自動で起動しました。

目の前いっぱいに広がる宇宙空間には、惑星や星雲が立体的に映し出され、まるでプラネタリウムをそのまま部屋に持ち込んだような感覚。

壁に投影しても、天井に映して寝転びながら楽しんでもOK。使い方の自由度が高いのも魅力です。

また、アプリ「ほしぞらさんぽ」では、夜8時〜朝6時の時間帯にアクセスすると新しい惑星や星雲、星座などの素材がアンロックされる仕組みになっており、『時間とともに変化するプラネタリウム体験』としてのクオリティの高さが際立ちます。

Aladdin Lens B|癒しとリラックス空間を演出

Aladdin Lens Bを装着して投影した様子。部屋全体がやわらかな青い光に包まれ、ゆっくりと色が変化していく幻想的な空間を演出。入眠サポートやリラックス効果に最適。



Aladdin Lens Bを装着すると、部屋全体がやわらかな光に包まれ、ゆっくりと色が変化していく幻想的な空間を演出してくれます。

星空や映像を楽しむLens Aとは対照的に、Lens Bは『瞑想空間の演出』や『眠る前のひとときを整えるためのレンズ”という印象です。

Aladdinオリジナルアプリの魅力

プロジェクターといえば、『映画や動画を観るもの』。そんなイメージを持つ人も多いと思います。

でも、実際にAladdin Poca Laserを使ってみると、オリジナルアプリを通じて“動画以外の楽しみ方”が想像以上に広がるんです。

中でも印象的だったのが、「ほしぞらさんぽ」。
部屋の明かりを落として起動した瞬間、天井いっぱいに星が広がり、思わず見とれてしまいました。

そして調べてみて驚いたのが、あの超人気ゲーム『スイカゲーム』の開発・提供元がAladdin Xだということ。

そんなクリエイティブなチームが手がけるアプリだけあって、どれも『使っていてワクワクする』完成度の高さです。

以下では、実際に使ってみて特に気に入ったアプリを紹介していきます。

美風景|約200種類の癒し映像を楽しむ

Aladdin OSの「美風景」アプリ画面。自然や星空、海など約200種類の癒し映像コンテンツを選択できる。

「美風景」アプリは、春夏秋冬の風景や花、自然、芸術などをテーマにした映像を投影してくれるもので、素材数は約200種類(2025年10月時点)。

プロジェクターで沖縄の「はての浜」の映像を投影した様子。透き通る海と白い砂浜が映し出され、臨場感のある美しい映像体験が楽しめる。

動画だけでなく壁紙アートとしても楽しめる

沖縄の「はての浜」が流れた瞬間、透き通るような海の色と波の揺らぎがあまりにもリアルで、思わず息をのむほどでした。

素材が豊富なので、その日の気分に合わせてさまざまな風景を楽しめるのも魅力です。

キャンプゲーム|家族や友人と盛り上がるパーティーアプリ

Aladdin OSの「キャンプゲーム」アプリ画面。ものさしゲームやジェスチャーゲーム、真実か挑戦かなど、家族や友人と楽しめるパーティー向けゲームが並んでいる。

「キャンプゲーム」は、みんなで集まったときに盛り上がれるパーティー系アプリです。

ジェスチャーゲームや、ルーレットでお題が出る「真実か挑戦か」など、思わず笑ってしまうようなゲームがそろっています。

お題の内容もなかなか際どいものから笑いを誘うものまで幅広く、実際に家族で遊んでみたところ、シンプルな操作なのに予想以上の盛り上がり。

気づけば大人も子どもも本気になって楽しんでいました。

プロジェクターの大画面だからこそ、ちょっとした集まりも一気に『ホームキャンプ気分』。

笑い声が絶えない、そんな時間を演出してくれます。

まとめ

今回は、Aladdin Poca Laserを実際に使用してレビューしました。

550 ANSIルーメンの3色レーザー光源、Harman Kardon製 6W×2(合計12W)スピーカー、そしてフルメタル製360°回転ジンバルなど、ハード面の完成度は非常に高く感じます。

特に使い勝手の面では、ジンバル内蔵によりどこでも手軽に天井投影を楽しめるのが魅力。

「スクリーンフィット」や「障害物回避」といった自動補正機能こそ非搭載ですが、リモコンで細かく位置やサイズを調整できるため、一度設置位置を把握してしまえば快適に使えます。

OSは新Aladdin OSを採用。

Google TVほどアプリ数は多くないものの、Netflixをはじめ主要な動画配信サービスはしっかり対応しており、直感的で使いやすい操作性が光ります。

さらに印象的だったのが、Aladdin Xオリジナルアプリの完成度と『ワクワク感』。

星空を投影できる「ほしぞらさんぽ」や、家族で盛り上がれる「キャンプゲーム」など、動画以外にも楽しみ方が無限に広がるのがPoca Laserの真骨頂です。

その日の気分で、映画にも、ゲームにも、プラネタリウムにも変わる――。

まさに、自由に使えるプロジェクターという言葉がぴったり。

実際に使ってみて感じたのは、画質や音質の良さだけでなく、「おおっ、すご!」と声が出るほどの楽しさ。

これこそが、Aladdin X(アラジン エックス)らしい唯一無二の魅力であり、

『映像だけじゃない、新しい体験を届けてくれる一台』だと心から感じました。

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