【AKRacing ゲーミングチェア組み立て】写真多めの解説

こんにちは!

りくぴいです。@rikupii_gadget

今回はAKRacing ゲーミングチェアの組み立て記事です。

AKRacingではさまざまなゲーミングチェアの種類が用意されています。

細かいパーツはモデルにより若干異なりますが、基本的な組み立て要領は全モデル共通になります。

組み立ての際の参考にしてもらえると幸いです。

今回組み立てるモデルは、AKRacing Pinon (ピノン)

組み立て自体は簡単で40分で組み立てできました。

さっそく組み立てて行きましょう。

この記事を書いた人
りくぴい(@rikupii_gadget

自動車メーカーエンジニア(25年の経験)

  • 9脚のゲーミングチェアを購入したチェアオタク
  • 30種類以上のゲーミングチェアに試座
  • 腰痛持ち(座り心地にはうるさい)
  • 親子でゲーム大好き

この記事はテックウインド株式会社様より製品をご提供いただき、作成しています。

もくじ

準備するもの

  • 段ボールやマットなど、組み立て時に床を傷から保護するもの
軍手

手指の切創防止に軍手が同梱されているのが嬉しいポイント。

少し小さめなので手が大きい人は自分の手に合う作業用手袋を用意しよう。

作業ポイント

作業に特別なコツはないけど、守るべきポイントは以下3点。

1. 作業ごとにすべてのボルトを手で仮締め後、レンチで本締めを行う

ボルト1本ごとに本締めをするとパーツが歪んでしまい、ほかのボルト穴が合わなくなるため。

2. ボルトは対角で締め付けする

対角で締め付けすることによりボルトの締め付けが均一になり、ボルトが緩むのを防止するため。

3. リクライニングレバーは組立完了するまで操作しない

座面右側のリクライニングレバーをチェア組立前に操作すると、勢いよく背もたれを接続金具が倒れてくるためケガにつながる恐れがあります。

背もたれ接続金具が倒れた状態では背もたれの取付けができないため、背もたれ接続金具を起こす必要があるのです。

もし組立前にリクライニングレバーを操作してしまった場合は、座面パーツをしっかりと支えたうえで、力をこめて金具を起こしましょう。(切創防止のため、作業用手袋を着用してください)

シリンダー固定台で使用するボルトは長さの異なるボルトを取り付けない

後述のシリンダー固定台を取り付ける際のボルトはFRONT側、REAR側で長さが異なるので、もともとついていたボルトを取り付けるようにしましょう。


配達時の荷姿

荷姿

幅88cm×長さ68cm×高さ38cm 総重量26.5Kg (左記サイズはPINON)

ゲーミングチェアの梱包段ボールは大きく、重量があるので設置場所までの運搬は2人作業で行うのを推奨します。

配達場所の玄関から設置場所まで距離がある場合、箱の部品を数回に分けて運搬する方法もおススメ。

部品の確認

部品の確認

部品がすべて揃っているか、組み立て前に説明書の部品一覧と照合。

サイドカバー・プラスチックカバーで使用するボルト以外は、締め付する部位に仮締めしてあるのでボルトを選択する必要がなく、直感で作業できるのでいいですね。

すべて揃っていたら組み立てて行きましょう。

座部と背もたれの結合

背もたれのボルト取り外し

背もたれ部のネジを付属のレンチ(大)を使用して取り外します。

左側を取り外したら、右側も同じ要領で作業しましょう。

緩衝材の取り外し

座部に取り付けてある緩衝材2本を取り外し。

シールを剥がす

背もたれ左側にあるシールを剝がしてください。

背もたれの取り付け

座部と背もたれのネジ穴を合わせてから先ほど取り外したボルトを手で仮締め。

穴が合いにくい場合は背もたれを片手で下に押し付けながらボルトを入れると仮締めしやすいです。

反対側も同様に2本のボルトを仮締めしましょう。

背もたれボルト本締め

4か所すべて仮締めできたら、1か所ずつしっかりと締め付けます。

サイドカバー・プラスチックカバーの取付け

サイドカバー一式

サイドカバー(左)の取付け。

付属ボルトなど

使用する部品はパッケージ部品の黒ボルトとレンチ(小)。

サイドカバー締め付け

カバーを取付けた後にボルトで締め付け。

強く締めすぎるとプラスチック製のカバーの破損につながるので注意してください。

プラスチックカバーの取り付け

左側のみプラスチックカバーの取付けがあります。

カバーの底面と床面を水平にするといい感じです。

右サイドカバーの取り付け

左側が完了したら右側も同じ要領でサイドカバーを取り付けます。

座面にシリンダー固定台の取付け

座面裏

座面にシリンダー固定台を取り付けるためにチェアをひっくり返します。

座面の取り外すボルト

写真の部位のボルトをレンチ(大)で取り外し。

シリンダー固定台

シリンダー固定台のFRONTと刻印してあるほうが座面前側にくるようにセット。

FRONT側REAR側
27mmボルト32mmボルト

FRONT側に使用するボルトが27mmに対して、REAR側に使用するボルトは32mm。

ボルトの長さ、ワッシャーの数が異なるので組付け時には、もともとのネジが取り付けてあった位置に取り付けるようにしよう。

シリンダー固定台仮付け後

仮締め完了。

シリンダー固定台締め付け順序

仮締めが終わったらレンチ(大)で対角に締め付けすればOK。

ガスシリンダーの取付け

ガスシリンダーをカバーにセット

ガスシリンダーにガスシリンダーカバーをセット。

シリンダー固定台の穴に差し込む。

正しく取り付けると、調整レバーが少し持ち上がります。

脚部の取付け

五本足ベースにキャスター取り付け

五本足ベースにキャスターを取り付けます。

片手で五本足ベースの先端を持ってキャスターをまっすぐに差し込むと取り付けやすいです。

5個あるのでテンポよくいきましょう。

五本足ベースをシリンダーに取り付け

キャスター取り付け済の五本足ベースを両手でしっかり持って、ガスシリンダーに差し込みます。

抜けない程度に差し込んだら、ゆっくりとチェアを起こすとほぼ完成に近い感じになりますね。

ランバーサポートの取付け

ランバーサポートベルト通し部

ランバーサポート下部のゴムバンドについているバックルを座面と背もたれの隙間に差し込む。

ランバーサポートバックル

上部のゴムバンドをヘッドレストの穴より、背もたれ背面に回してバックルを連結させればOK。

ヘッドレストの取付け

ヘッドレスト取り付けパーツ

ヘッドレストベルトにヘッドレスト固定クリップを取付け。

ヘッドレスト取り付け後

背もたれ上部の穴に通してひっかければOK。

完成

完成後

アームレスト・リクライニング金具等は座面に取り付け済みなので、想像以上に早く終わりました。

まとめ

AKRacingゲーミングチェアを組み立てていいなと感じた点は、段ボール梱包時の時点でほぼ組み立ててあること。

おもに背もたれの取付け・脚部の取付け・ヘッドレスト等を取付ければ使用できるので、ユーザーフレンドリーだなと感じました。

品質の面から見ても可能な限りメーカー側で組立を行うことで品質保証を行えます。

組立コストが価格に転嫁されていても、組み立ての容易さと保証期間の長さからみれば妥当と感じるところ。

梱包資材

もう一点。

部品点数が比較的少ないため必然的に包装材の量も少ないです。

ゴミの量も少ないので、資源の節約・後始末にかかる時間も労力も減って一石二鳥でした。

ゲーミングチェアの組み立ては達成感があって楽しいものです!

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